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就労支援とはどんなもの?
2017.08.21
就労支援

就労支援とはどんなもの?

一言で『就労支援』と言いますが、就労支援とは一体どんなものでどんなことをするのかご存知でしょうか。実は就労支援自体にも種類があり、それぞれ定めている利用者や役割が違います。ここでは就労支援のその種類について見ていきましょう。

就労継続支援B型


まず1つめは『継続就労支援B型』と呼ばれるタイプの物です。一般的に言う就労支援とは一般の企業に向けた就職の支援だと思いますが、障害者の方々の中には、どうしても一般企業に務めるのは難しい方も多くいます。

『継続就労支援B型』はそのようなやや障害が重い方に、リハビリをかねた就労の機会と場所を提供するサービスです。『労働』ですから利用者にはわずかですが賃金が支払われるのが特徴で(工賃と呼び、事業所によって金額はバラバラです)一度利用を開始することで、ほぼ半永久的に利用を継続することができます。

働く場と同時に肉体的精神的なリハビリの場の提供でもあるので、デイケア等と同じように施設内で定期的に催しを開催するのが一般的です。

就労継続支援A型


2つ目は『就労継続支援A型』です。前途のB型の就労支援とは何が違うのかというと、B型はあくまで重きを置いているのが『リハビリ』だったので利用契約だけなのですが、このA型は事業所と利用者の間で雇用契約を結び、利用者に対してその自治体の最低賃金が保証されるというのが最大の違いです。

もちろん雇用契約を結ぶ以上、仕事としてはB型よりも難しく、ハードな所が多いのですが、利用者自身が一般企業への就労を実現するためのステップアップの場所として存在している他、B型に通うほど重くはないけれど、一般就労できるほど回復もしていないという方が次の段階へ進むための場所としても重宝されています。

B型と同じく、特に利用期間は設けられてはいません。

就労移行支援


最後が『就労移行支援』と呼ばれるものです。一般的に「就労支援とは」と聞かれて思い浮かべるのはこちらの支援になります。

就労移行支援は読んでその名の通り、「一般就労に移行するための支援」となっており、事業所によっては資格を取れるような勉強が出来たり、実際の企業で行う事務経理について学んだりと、「一般企業での仕事について実践的に学び一般企業へ就労をする」ことが目標の人が利用するサービスとなります。

継続支援B型やA型との最大の違いは、利用年数に制限が存在しているところです。現在の法律だと、利用年数2年となっており、2年間使いきってしまうと1年間だけ延長することが可能となっています。ただ、合わせて丸3年を消費してしまうと利用できなくなってしまうので、そこだけは注意が必要になってしまいます。