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福祉サービスの種類
2017.08.26
福祉サービス

福祉サービスの種類

福祉サービスと言っても様々な種類があり、実際どのようなものがあるのかを把握されている方はあまり多くありません。残念なことに本来サービスを利用した方が良いと思われる方が、サービス自体の存在を知らずに利用できていないという現状があります。

生活補助としての福祉サービス


福祉サービスの種類としては主に大分すると二つのもの存在します。それは生活補助としての福祉サービスと日中活動支援サービスです。

まず、生活補助としては居宅介護、重度訪問介護、短期入所等があります。居宅介護とは、ホームヘルパーを自宅に派遣してもらい排せつ入浴食事等の生活する上で不可欠な事項を補助してもらうサービスです。重度訪問介護とは、重度の障害も持つ方の自宅にホームヘルパーを派遣してもらい生活する上で必要な事を総合的にサポートしてもらうサービスです。短期入所とは、障害を持つ方の家族が病気などにより一時的に介護ができないような場合に、施設に短期間入所してもらい障害を持つ方の生活の補助をするサービスです。その他にも、療養介護等のサービスがあります。

日中活動支援としての福祉サービス


日中活動支援としての福祉サービスの種類としては、自立訓練、生活介護、就労移行支援等があります。まず、自立訓練は機能訓練と生活訓練があります。機能訓練は身体障害を持つ方が自立した社会生活を送る事ができるようにするために身体能力及び生活能力向上のための訓練です。他方、生活訓練は知的障害や精神障害を持つ方が自立した社会生活を送るための訓練です。就労支援も日中活動支援の一つですが、そのうちの就労移行支援は一般型と資格取得型の二種類あります。一般型は、就労を希望する障害を持つ方に生産活動の機会を提供し、就労に必要な能力を身につけてもらう支援です。他方、資格取得型は、就労を希望する障害を持つ方に資格取得の機会を提供し就労に必要な資格を取得して頂く支援です。その他にも就労継続支援などがありますが、それよりもやや障害が重く、職員配置の手厚い、生活介護もあります。

豊かに生きる事を模索する時代の到来


このように福祉サービスの種類には生活補助としての福祉サービスと日中活動支援としての福祉サービスがあります。しかし、残念なことにその内容や種類についてはあまり知られていないのが現状です。例えば、障害を持つ方のご家族が自身ですべての介護を背負い、結果的にご家族の方が肉体的精神的に疲弊しまうケースが多くあります。また、重度障害の子を持つ親が子供の生産活動を一切諦めてしまっている場合も多くあります。しかし、現在日本の福祉は変化しつつあります。ノーマライゼーションの思想が根付き、すべての人に能力と個性があり、社会の一員として豊かに生活をしていく権利が保障されています。諦めるのではなくいかにして豊かに生きるかを模索する時代が到来しています。