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香港の就職事情

香港はロンドン及びニューヨークに次いで、世界で有数の国際金融センターとなっています。規制が少なく自由経済を特徴とすることから求人動向もすぐに変わるのが特徴です。

また、アジア交通の要所にあることから、香港はビジネスの国際都市としても発展してきました。そのため、中国本土へのパイプ役として香港市場に多くの日系企業が進出しています。

香港の人口は増え続けていて、2016年は約7200万人、それに伴い就業者数も増えていて約3800万人となっています。

現在、成長に貢献していた中国におけるインフラ投資が落ち着き、不動産投資に対する規制と金融引き締めがあり、中国経済は停滞しつつあります。

その上、海外からの留学生も増えてきていて、企業は当然優秀な人材を採用します。これらがしばしば、香港における就業率の低下も引き起こします。

日本人が香港で就職する

香港で現地採用されるには、高い語学力、コミュニケーション能力、そして情報処理能力が必要です。

それらの能力を生かして就ける仕事には、IT、通訳、国内外の企業への営業などがあります。

キャリアがあるなら、外資系企業でキャリアアップを狙うと日本に帰国した時のメリットも大きくなります。

外資系企業で働くには、専門的スキル+英語力(中国語力)が必要になってきます。英語力はビジネスレベル、香港で話されている広東語は日常会話レベルは基本的に必要になってきます。

香港企業の給料相場・給与事情

香港企業の給与形態

香港の最低賃金は時給32.5香港ドルと定められています。(2018年11月)

フルタイム従業員(正社員)の場合は時給ベースで換算した賃金が最低賃金を下回ってはいけないため、正社員に対しては労働時間の記録が義務付けられています。

香港企業の給与相場

賃金は主に能力、経験、前職の給与で決定されます。その分、業績が悪いとクビにされることもあります。以下、香港での仕事の平均月収です。

大学新卒18万円以上
事務職18万〜24万円
部門長やスペシャリスト24万円以上

※1香港ドル=15円で計算

これにボーナスまたはダブルペイが加わります。また、香港の平均年収は358万円となっています。

海外駐在員平均年収500万円〜1200万円
現地採用年収相場240万円〜300万円

香港では業務内容の責任・ポジション・職務給により都度給与は変わっていきます。

ダブルペイとは?

ダブルペイとは、古くからの華僑の慣習により、年末手当として支給されるお金のことで、旧正月前に1ヶ月分の給与が支払われることになっています。

法律で決められているわけではありませんが、通常、雇用契約書に記載されます。

一方、ダブルペイとは別で、ボーナス制度を導入している企業もあります。この場合、金額は企業の業績や従業員の評価などにより自由裁量で決められます。

強制積立年金制度(MPF)とは

MPFとは、香港政府によって定められている制度で、日本の年金制度に相当します。従業員の老後生活確保を目的としていて、3万香港ドルを上限として毎月給料から5%天引きされます。

正社員またパートタイム社員を雇用するすべての企業に加入義務が与えられています。

通常、受給開始は65歳からですが、外国人労働者が帰国する際に1度だけ解約して受け取ることができます。その代わり、再度加入した場合は65歳まで受け取ることができなくなります。

香港の日本人向け求人・仕事・職種・業種

香港で有望な職種・人気の職種

金融、保険関係

世界有数の国際金融センターである香港には、たくさんの国際的金融機関の視点があります。その中でも、投資に関係する職業は、ストレスが多い代わりにボーナスも多くなります。

医者

香港には医学部が2つしかありません。人口密度も高いので、その分給料も高くなります。日本同様、香港の医療は国際的にも有名です。

建築士

香港にはたくさんの高層ビルがあり、さらに頻繁にリノベーションします。香港を中心とした国際的な建築プロジェクトも多いため非常に需要が高い職業です。

香港の日本人向け求人

香港での就職の際に日本人向け求人が役に立ちます。また、香港の就職情報誌にも日本人向けの情報が載っています。

香港で働く方法は現地駐在の他に、日本の企業から現地の子会社に駐在する海外駐在員という方法もあります。

日本人が働きやすい業種

日系企業が多く、日本人が働きやすい業種には以下のものがあります。

  • ホテル
  • 金融
  • 電子部品
  • 貿易
  • 商社
  • レストラン(飲食店)

日本人にチャンスの多い業種

日本人が働きやすい業種の中でも、採用されやすい業種は飲食店や日系企業での事務員です。

香港には日本人もたくさん住んでいるので、日本語でコミュニケーションを取る場合もあります。

他にも、外資系企業の現地採用で働くと対日系企業との取引の際に日本人相手のビジネスを求められます。

また、香港には親日家も多いのでその分日本語学校もあり、日本語教師の募集もあります。

現地採用を目指す方法・給料・注意点

香港で現地採用を目指すには

香港ではメーカー、商社など一般企業のほか、飲食店、美容師などのサービス業の求人があります。他にも日系企業の香港支社もあります。

現地企業はインターナショナルなので、話す言葉も日本語ではなく英語となる場合がほとんどです。

就労ビザの基準厳格化が進んでいるため、仕事未経験者または新卒での香港就職は比較的ハードルが高いです。

自力で待遇の良い企業を見つけることは困難です。そのため、現地密着型のエージェントを利用すると質の高い求人を紹介してもらえる確率が高まります。

現地採用された場合の給与例

現地採用での給料は企業やその人の能力によって大きく異なります。事務員、飲食店でのフルタイム業務であれば、月収約20万円~24万円が給料水準となります。

現地採用で注意すべき点

現地採用の際に注意すべき点がいくつかあります。

  • 日本の社会保険がない
  • 住宅手当がない
  • 能力不足や業績の悪化で解雇になる可能性がある実力主義の世界
  • 税金も個人での支払いになるので給料からの天引きがない
海外駐在員を目指す方法・給料・注意点

駐在員はしばしば現地事務所の管理職ないし幹部クラスのメンバーとなり、スタッフをマネジメントする立場となります。

現地スタッフと協業することは難しいですが、貴重な経験になります。ビジネス自体が好きな人、自分のスキルの高めたい人、コミュニケーション能力が高い人にお勧めです。

香港での駐在員の求人例

  • 海外営業
  • 経理担当
  • ITエンジニア

香港で駐在員を目指すには

香港で駐在員を目指すには下記の方法が有効です。

  • 人材エージェントの活用
  • 香港に進出している会社のウェブサイトをチェックして求人広告を見つける
  • 転職サイトの活用

現地駐在員の手当

香港駐在員は日本での基本給に加えて、駐在手当がもらえます。香港税制でも優遇され貿易の拠点ともなるため、重要視している企業は多いです。

香港で働くことのできる重要な人材と考えられ、給与面での待遇は通常高くなります。香港では家賃が非常に高いので、住宅手当が出るかどうかは要チェックです。

香港駐在員になる際の注意点

香港駐在員になる際にも注意点がいくつかあります。

  • 海外赴任者は現地での役割も大きくなるため、現地社員と打ち解けること
  • 現地採用の人と比較すると、待遇の差があることがある
  • 国籍の異なる社員との文化の違いを受け入れる
  • 環境の変化によるストレスをコントロールする
香港での女性の仕事事情

香港は女性も非常に働きやすくなっています。女性ということで差別されることもなく、女性の管理職がとても多いです。性別よりも個性、個人が尊重されています。

結婚して子供がいる場合も、子供のお世話をオーペアを利用することもあります。共働きでが普通の香港において、家事をアウトソーシングするのが容易にできる仕組みが整っています。

そのため、住み込みのお手伝いさんを雇う、またはパートタイムの家事代行を依頼する家庭も多くなっています。

香港の就労ビザの取得条件・申請方法

就労ビザとは

就労ビザは香港で働く方や、現地採用の方が就労のために所得するビザです。初回所得時には2年の就労が認められ、ビザ延長では通常3年間のビザが発行されます。

就労ビザの取得条件と申請方法

申請の際に、一般就業政策(GEP)により審査されます。つまり、香港の大学を卒業した外国人大学生以外で、特別な技能や専門性、知識を持ち、なおかつ一定の条件をクリアしなければなりません。

そのため、就労ビザを取得するときには専門性の高い知識や経験が必要なため、英語も中国語もできず、経験もないとビザを取得できる確率はかなり下がります。

もちろん、自分自身でビザ申請はできますが、代行業者に頼んだ方がコストはかかりますが、ビザが下りやすいというメリットがあります。

香港のビザ申請は1度失敗すると2回目も落とされる確率が高いので文字自分で申請する場合は気をつけましょう。

ワーキングホリデー

ワーキングホリデーとは、現地でアルバイトや旅行をしながら語学を学ぶことです。語学学校や大学に通うながらアルバイトができる分、滞在費用も多少は賄うことができます。

香港にワーキングホリデーができる定員は1年間で1500名だけです。その分ワーホリで渡航する人が少ないので、貴重な体験ができます。

ワーキングホリデーで訪れている人の中には、起業や自分のキャリアアップ、スキルアップを目的としている人も多いです。

香港では、公用語は英語と広東語で、その中でもビジネスでは英語、日常生活では中国語という風に使い分けられています。そのため、その2つの言語を学ぶことも可能という他の国にはないメリットがあります。

香港のワーキングホリデービザの申請方法

香港のワーホリビザで滞在できる期間は最長1年間です。ワーホリビザの申請には以下のものが必要です。

  • 発給料約2,000円(申請料は無料)
  • 約28.5万円以上の残高証明
  • 往復航空券コピーまたは購入資金証明
  • 医療保険加入証書
  • パスポートのコピー

申請方法は駐日中極大使館・領事館窓口での申請、または香港特別行政区入境事務所への申請と2通りあります。

働く上で必要な英語力(語学力)・職歴・資格

語学力

香港の公用語は英語と中国語です。このうち、香港の人は日常会話では広東語、書き言葉は普通話と呼ばれる北京語に準じた言葉を使っています。

企業内のコミュニケーションについて、会話は中国語もしくは英語、メールや文書は英語という会社が多いです。

近年、中国大陸とのビジネスが増加してきているため、北京語会話の需要も高まっています。そのため、語学力が高ければ高いほど、日常生活も楽になります。

学歴

香港は超学歴社会です。大学に入ることすら難しいため、大学に行けず高卒や専門卒で働く人も多いです。ただし、大卒だからといって容易に仕事が見つかるというわけでもありません。

完全実力主義の香港では、個人のスキルが重視されます。例えば、会計、経理、簿記などの資格を持っていれば、仕事を見つけるのも多少は楽になります。

職歴

自身のキャリアアップのために転職することが多い香港では、職歴が多いほど能力が高いと思われることもあります。

他人が取って代わることが難しい専門職のほか、マネジメントの経験などがあると評価が高くなることもあります。

資格

香港の企業では資格よりも実務経験が重視されます。資格はあくまでも自分のスキルを裏付けるためのものです。

そのため、実務経験に沿った資格を持っているとより説得力が高まります。それまでの経歴に沿った資格を取得しておくと、より効果的なアピールにつながります。

英語・中国語が喋れない日本人でも仕事はあるか

英語・中国語が話せなくても仕事を見つけることは可能です。日本語をベース、または日本語のみの仕事、日本人を対象としたビジネスに関われば英語は不要です。

語学不問で、その上実務経験未経験でも働ける職場もあります。

日本人向けガイド

日本からの観光客が多いので、ガイドは大いに可能性があります。

日本食レストラン

香港では日本食ブームも起きているので、これもまた需要があります。

この他にもデータ入力、コールセンターなどの、日本では派遣社員が行うようなことも香港では正社員で募集されていたりします。

新卒の香港就職

香港と日本では新卒の働き方も大きく異なります。

即戦力のみの採用

香港では日本のようにスタート時期を揃えた新卒採用はなく、学生は各自のタイミングで就職活動を行います。

中には職務経験が必要なポジションもありますが、新卒でも在学中のインターンシップ経験によって採用される可能性があります。

知り合いの紹介やコネでの入社

思わぬところから仕事が得られる可能性もあります。常にアンテナを張っておくと良いです。

サイドビジネス

香港ではサイドビジネスをするのが主流で、一つのビジネスだけでは半人前に見られてしまうこともあります。

※サイドビジネスとは副業のことで、例えば金融業界の人が趣味のサイドビジネスとして飲食ビジネスを手がけることです。

現地でのインターン

日本から新卒で香港に就職することは難しいです。香港の大学に留学している日本人も少ないためでもあります。

現地でのインターンに参加する最も簡単な方法は、現地の大学に留学することです。

香港の学生ビザは在学中にインターン、アルバイトができます。卒業後も外国人向け就労許可の制度があり最大12ヶ月インターンとして働くことができます。

日本と香港の企業・働き方の違い

香港と日本では同じアジアでも働き方が異なります。

採用の違い

香港では基本的に即戦力しか採用しないため、新卒も中途も区別なく面接し採用します。実務経験が優先なので、たとえ実力が評価されなければ採用されません。

新卒でも、インターンでの経験があれば採用されることあります。また、香港ではコネ採用もメジャーな仕事の見つけ方です。日頃から周囲と関係を築いていおくことが大切です。

一つの会社に長く留まらない

香港の企業では、昇格しない限り、ただ長く働いても給料が上がることはほとんどありません。より良い給料、さらなるキャリアアップを目指して転職する人が多いです。

副業を持つ

香港では、自分のビジネスを持っていることの方がステータスが高く、実力のある人ほど収入源をたくさん持っています。

プライベート第一

香港の人は仕事よりもプライベートを優先します。日本ではプライベートな理由はなかなか口に出しづらいですが、香港では、上司から残業を頼まれても、食事の約束などプライベートな理由で堂々と断ります。

独特のワークスタイル

香港の会社では有給は消化して当たり前です。また、時間にルーズで就業時間に遅刻して来る人や終業10分前からデスクを片付け始めたりします。

何かと時間に厳しい日本人にとっては最初はかなり違和感を感じるかもしれません。

香港の物価・生活費

香港の住居費

香港は世界で最も人口密度の高い地域の一つです。住宅費などの物価は上昇し続けています。

特に家賃は非常に高く、2LDKで約55平米だと約204,000円〜245,000円です。そのため、高級マンションを数人でシェアしたり、郊外のマンションに住むケースが増えています。

その分、公共交通機関が発達しているため、地下鉄やバス、トラムでほとんどの場所へ移動できる上に価格も安いです。

香港の生活費の相場

食費は屋台に行ったり自炊すれば比較的安く済みますが、外食が高いです。食費は毎日自炊するものだとすると二人で月に約75,000円ほどかかります。

水道やガス代はそれほど高くないです。夏は暑さから電気代がかかります。平均して、水道代は約2,000円、ガス代は約5,000円(オール電化ならゼロ)、電気代は約9,000円です。

合計すると月に約22万〜26万円生活費にかかります。

香港の通信費

通信費に関して、Wi-Fiが備え付けの物件が多く通信費が家賃に含まれていることも多いです。携帯料金は各社多少の違いはありますが、4GLTEのSIMは1ヶ月で大体1,800~2,800円です。

香港の税金事情

香港の税金制度は日本と大きく異なります。日常生活でしばしば遭遇する日本との税金の違いを知っておくことは、香港に限らず海外生活をする上で重要です。事前に調べておくのが良いでしょう。

日常生活で発生する香港の税金の種類と額

  • 消費税はかからない代わりにローカルレストランやファーストフード店以外では10%のサービス料が加算
  • 所得税の税率は最大でも15%
  • 地方税、健康保険、失業保険はない
  • 給料から源泉徴収されるのは日本の年金に相当するMRFのみで、給料の10%

日本とは異なり、香港での税金は自己申告制で、自分で納税する必要があるので注意が必要です。

香港で働くメリット

香港は国際色が豊かなのでその分様々なメリットがあります。

様々な言語が飛び交う

中国からの移民もいるため、英語、広東語、中国語を使うことで欧米、中国それぞれのビジネス感覚を身につけることができます。

仕事の選択肢が広い

香港はアジアを代表する金融都市、貿易中継地です。そのため、金融業界では英語、物流業界は英語と広東語、中国の華南地域に生産拠点を置く製造業界は中国語と働き方も言語も違ってきます。

生活がしやすい

香港は非常に治安が良い都市の一つです。また、公共交通機関も発達していて日本の食材も容易に購入することが可能です。

日本と距離が近い

東京からだと、約4時間半で到着できます。また、時差も1時間しかないので、日本のご家族とのコミュニケーションにも困ることはありません。

香港で働くデメリット

一方で香港で働くにおいてデメリットもあります。

現地採用の場合、給料が日本に比べて低いことがある

特に香港では家賃がとても高いので、働く企業の福利厚生を十分にチェックして、住宅手当が出るところを選ぶとコストを抑えることができます。

気候の違いから体調管理が難しい

香港は夏のシーズンが長く、高温多湿であるため、除湿機などを持っていき、自分が生活しやすい環境を整えましょう。香港では湿度100%の日もあるので、室内の風通しを良くしてカビを防止することも大切です。

物価上昇や物不足

人口増加に伴って生活必需品などの物価上昇、不足日用品が不足しています。普段の生活の中で使用頻度の高いものは日本で事前に購入して持っていくと良いです。

仕事の見つけ方

日本から香港の仕事を探す方法

日本から香港の仕事を探す方法は以下のものがあります。

  • 日系の求人サイト・掲示板
  • 人材エージェントの利用

良い求人を探すときのポイントは、非公開求人で優先的にオファーをもらうことです。一般的な転職サイトの公開求人よりも質の高い求人を紹介してもらえるチャンスが非常に高まります。

香港現地で仕事を探す方法

  • 香港に進出している企業のウェブサイトから求人広告を見つける
  • 現地で売っている雑誌の求人広告

香港のフリーペーパーにはネットには掲載されない求人もあります。

香港の求人サイトもありますが、日本の求人サイトのように分かりやすくなく、かつ中国語で書かれているため、香港の求人サイトで仕事を見つけることは難易度が高いです。

選考の流れ

香港での書類選考から採用までの流れを解説します。まず、求人方法は大きく3つあります。

  • インターネットなどの媒体への求人掲載
  • リファラルと呼ばれるいわゆるコネ採用
  • 人材エージェントの活用

1.Resumeの送付

Resumeはあなたの第一印象に大きく影響します。わかりやすく、簡潔に書きましょう。

2.面接

会社と面接者はあくまでも対等な関係です。面接者への質問、面接者からの質問など、お互いについてよく知って見極めます。

3.採用

面接結果は状況にもよりますが、早ければ翌日、遅くても2〜3週間以内には判明します。

英文レジュメ、面接のコツ

求人応募に必要なもの

香港も、仕事を探す際には履歴書が必要です。日本のように履歴書のフォーマットはなく、ワードで1から自分で作成しなければなりません。

履歴書は英語で「Resume」または「CV(curriculum vitae)」と言われています。言い方は異なりますが、意味は大差ありません。ここでResumeを書く際の大事なポイントを紹介します。

Resume(レジュメ)を書く際のポイント

とにかくアピールする

日本のように学歴や職歴を列挙するだけでは自分の良いところが一切伝わりません。一つの経験であっても、そこで何をしたか、どういう結果を残したか、などを書くと良いです。

詳しく書く目的を意識する

例えば、ある企業の地域統括業務というポジションに応募する際、そのポジションに関するこれまでの経験を書きましょう。ここで、全く関係のない経験を書いても意味がありません。

英文履歴書には決まった形式がないため、書き手によって読み手に与える印象は大きく異なります。企業ごとに強調したい部分をしっかりと決めましょう。

レジュメを見直す

面接官はレジュメの情報から質問をします。自分の受けるポジションの上司、チームメンバーが面接官になる場合もあります。自分のポジションについて深堀されても答えられるようにしておきましょう。

面接のコツ

第一印象をよくする

面接で持ったも大事なことのうちの一つは第一印象です。清潔感のある服装で行きましょう。

面接官への逆質問

面接官があなたが職務にふさわしい人材であるかを判断します。同様にあなたも就職した際に望んでいるキャリアとやりがいを得られるのか判断します。

面接の終わりに自分がその仕事に付加価値を与えることができることを忘れすに伝えるようにしましょう。

香港企業で求められる人材像

自らをプレゼンテーションできる能力

やはり、自分の長所を簡潔に分かりやすく伝えることが大切です。

実務経験または業界知識を持っている

学歴よりも経験が重視される香港において、自分が働こうとしている職種についてよく知っていると即戦力として採用されやすくなります。

常に高いレベルを求める貪欲なチャレンジ精神

より良い給料やスキルアップのために転職する人が多い香港では、チャレンジ精神に欠けると周りからの評価も上がらなかったりします。

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